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ウールの原糸なら、当社にお任せください。

ウール原糸とは?

ウール原料に撚りをかけた結果物をウール原糸という。
今迄のウール原系は、大きく分けて梳毛糸と紡毛糸に分類されています。
この2種類の糸は使用するウールの原料や紡出する為の機械設備において、全く異なった内容の稼働をします。

梳毛糸

梳毛原糸

スーツ地、シャツ地用に使用。
原料の配列は均等が求められる。
由にふくらみ、ボリューム感が損なわれる。

ウール原糸_図1

<繊維の配列図>

紡毛原糸

カジュアル用コート、ジャケット、スカート等原料の配列は不揃いであり、
キューピクル等によるお互いの絡みが生じ、強力が保たれる
同一方向へ原料が配列されない為、凡合や光沢、張りコシの強さに欠ける。

ウール原糸_図2

<繊維の配列図>

紡毛糸

今日までの原糸生産は靭皮繊維(じんぴせんい)が数千年前から始まり
ウール原糸の工業化は数百年前からの出来事である。
由に、改良の余地はまだまだあると思われる。